生産・・・・
四男さんが愛情込めて作った「巨峰」です。
わざわざ・・・先日 届けてくださいました。
新鮮なぶどうは房が
緑です
私の実家も昔は生産していました。
子供ながらに
朝早く収穫に両親が出かけ、
目が覚めた頃には、
甘酸っぱい匂いが一面に立ち込め、
いつもは乱暴な父が優しく果物を箱詰めしたり、
ぶどうの粒の大きさを優しく揃えている様子を覚えています。
台風が来る・・・というニュースが流れると、
いてもたってもいられない。
一年間の「成果」が・・・一瞬にして
ゼロ・・・あるいは マイナスになってしまう。
そんな大変な想いと自然相手に生産者は頑張っている。
ぶどうの表面に「白い」粉のようなものが・・・
これを、「農薬」
という「消費者」がいる。
キュウリも同じ。
キュウリは自分を保護するために、
ブルームと呼ばれる白いロウを出します。
これが農薬と間違われて今では、ブルームレスがほとんどになって、
キュウリの美味しさが・・・ちょっと変わってきたように感じます。
ぶどうも新鮮な美味しい証です。
ぶどうの赤ちゃんの時から、成長の過程において、
一粒を大きくするために「撤花」作業をします。
両手を上に挙げて、一つ一つ手作業です。
そして・・・
袋を、日に焼けないよう・・・虫がつかないよう・・・袋を一つ一つ・・かけていきます。
大きくなったか・・・色がついたか・(美味しくなっているか・・)
確認するのも・・・一袋一袋・・・
数が多ければ一人ではできません。
家族みなで・・・美味しいぶどうが実りますように・・と願いを込めながら育てていきます。
とても生産者は大変!!と感じるでしょうが・・・
美味しい・大きな果実が実ったときは、
「やりがい」「達成感」に満ち溢れています。
(ファーマーズ・スタジオの野菜たちも同じです)
地元の生産者が愛情込めて懸命に育てた、美味しい生産物を
もっと!!!食べて、感動をも味わって欲しい・・・そう思います。